ミュージカル『三銃士』は、アレクサンドル・デュマの名作小説をもとにしたミュージカルで、17世紀のフランスを舞台に国王ルイ13世を守る三銃士と、銃士をめざす青年ダルタニャンの活躍を描く冒険活劇。2004年にチェコで製作された後、2009年に韓国で大幅にリニューアルされヒットしている人気作品です。さらに今回は日本版として、三銃士のリーダーアトスに焦点を当てたオリジナル版となっています。
東京公演は、2024年9月8日〜28日 日生劇場で上演中です。その後、2024年10月4日〜6日 広島文化学園HBGホール、大2024年10月18日〜27日 Sky シアターMBSにて上演されます。
キャストは、坂本昌行(アトス役)、末澤誠也(ダルタニャン役、Aぇ! group)、屋比久知奈(コンスタンス役)、上口耕平(アラミス役)、原田優一(ポルトス役)、上山竜治(ジュサック役)、シルビア・グラブ(ミレディ役)、今井清隆(リシュリュー役)。気になる舞台の様子をちょっとだけお届けします!
<ストーリー>
17世紀、フランスは揺れていた。 国王ルイ13世を守る近衛銃士隊と、政治の実権を握るリシュリュー枢機卿直属の親衛隊との間で争いが絶えず、アトスは、国王を守る銃士の一人としてその渦中にいた。
亡き父と同じ銃士になることを夢見て、田舎町からパリへと出てきたダルタニャンは、三銃士を率いるアトスに続き、アラミス、ポルトスと次々に出会うが、ガキとからかわれたことに腹を立て、それぞれに決闘を申し込む。その騒ぎの中、目の前に美しいコンスタンスが現れ、ダルタニャンは一目で恋に落ちる。
いざ決闘の時、リシュリュー卿の親衛隊長ジュサックが法律違反を名目に、4人を逮捕しにやってくる。三銃士とダルタニャンは親衛隊相手に共に戦い、見事に勝利、コンスタンスの宿屋で祝杯をあげる。仲も深まる中、アトスはダルタニャンの父が自分の師であることに気づくのだった。
宴の最中、突然コンスタンスが何者かにさらわれてしまう。さらったのは国王と対立するリシュリュー卿の腹心となり暗躍するミレディ。かつて恋人であったアトスは複雑な心境でいた……。
一方で、国王が行方不明になったことが発覚。リシュリュー卿が、国家を揺るがす陰謀を企てていたのだった。果たして、アトスとミレディの行く末は?ダルタニャンと三銃士はコンスタンスと国王を連れ戻すことができるのか――。
坂本昌行(アトス役)
末澤誠也(ダルタニャン役)
中央・屋比久知奈(コンスタンス役)
上口耕平(アラミス役)
原田優一(ポルトス役)
上山竜治(ジュサック役)、シルビア・グラブ(ミレディ役)
左:今井清隆(リシュリュー役)
中央・末澤誠也(ダルタニャン役)
坂本昌行(アトス役)、末澤誠也(ダルタニャン役)