歴史あるゴルフ大会で抜擢のWEST.濵田崇裕。「こう見えて“隠れ負けず嫌い”」
濵田さんがゴルフを始めたきっかけは、幼なじみの誘いから。「僕はお酒が飲めないので、飲みの席に参加できないんです。すると友人が『ゴルフをやったほうがいい。一瞬で仲良くなるから』と。一緒に行った帰り道、道具も服装も一式揃え、その日からめちゃくちゃハマっていきました」。すでに5年ほどのゴルフ歴があり、Snow Manの向井康二さんとYouTubeでゴルフチャンネル『ハマちゃんとコージのお上手です』も発信している。
そんな彼が、“ゴルフのまち”兵庫県三木市の「三木ゴルフ倶楽部」で開催される『ACNチャンピオンシップゴルフトーナメント2025』の大会アンバサダーに就任。11月7日・8日にゴルフ中継のコメンタリー（ゲスト解説）や選手へのインタビューを務めるほか、8日には会場内ギャラリープラザで開催される『ACNゴルフェス2025』のステージイベントにも参加する予定だ。
昨年の同大会では中継アンバサダーとして参加した濵田さん。「思っている以上に選手の皆さんがプレー中、リラックスされていてびっくりしました。生で聞くドライバーやアイアンのインパクト音は、やっぱりテレビで見る中継の音と違い衝撃でした。緊張しましたが、プロの人に聞いてみたかった質問を生で聞けて良かったです」と振り返る。
今年の大会アンバサダー就任には、「ただゴルフ好きなだけでできる仕事ではないと思っています。ゴルフに興味のない人たちまで楽しんでいただけるようにがんばろう！というのが目標です」と、気合十分。就任決定については、「向井康二には悔しがるから言ってなかったのですが、今朝、新幹線での移動中に伝えました。『なにー!?』と喜んでくれましたね（笑）。メッセージをお願いしたら、『はまちゃんもそうだけど、男子プロの人たちのようにお上手になれるよう、僕もがんばりますと伝えてください』とのことでした」と話し、場内を和ませる。
人間性が出るゴルフで学んだこと
あらためて、ここまで夢中になるゴルフの魅力を訊くと、「自分自身、メンタルが鍛えられると思った」と力強い言葉。「思っている以上にうまくいかないんですよ。球を打って穴に入れるだけなのに、なんで出来ないのかというぐらい難しい。それに面白いぐらい皆さんの性格が出るんです。チッ！（足元を蹴る仕草）という人もいれば、『大丈夫～、大丈夫～』という人もいて、一緒に回っていると結構サッと人間性が見える。『この人と仲良くなれるな。信用できるな』とか、会話するよりもわかりやすいんですよ。自分自身、“素”が出て、『くそくらえ！』って悔しくて言ってしまう（一同笑）。僕はこう見えて“隠れ負けず嫌い”。すごく練習するけど、それをあまり見せたくない人です。プレーしていると、こういうときは考え方を変えていこう、とか思えるし、スコアもどんどん良くなっていって。あぁ、もう人生と一緒やなと、そういうことを学べるところからもハマっていきました」。
その経験は芸能活動にも活きている。「うまくいかなければいかないほど、すごく燃えてくるので。例えば、ちょっとアウェイなフェスでも、『よしわかった！ ここにいる全員をジャンプさせるか』ぐらいのマインドになります。野球などと違う一人のプレーで、鼓舞してくれる人がいない、すべて自分の責任というのをゴルフに感じます。いつもチームプレーでやっているので、ソロプレーでメンタルが鍛えられるのは大きいです」と、自信に満ちた表情で語った。
同大会は1969年に関西でスタートし、今年で56回目を迎える国内屈指の歴史を誇るトーナメント。2023年に『ACNチャンピオンシップゴルフトーナメント』として新たに生まれ変わり、石川遼選手をはじめ日本男子ゴルフ界をけん引する注目選手が多数出場する。期間中には入場無料の『ACNゴルフェス2025 in 三木』も開催され、トークショーや音楽ライブ、マグロ解体ショー、縁日、有名スイーツ店の出店なども。8日には約1000発の花火ショーが予定されている。
「トークイベントではゴルフのことをたくさんお話ししたいです。美味しいご飯もいっぱいありますし、フェスのように家族で楽しめるはず。選手の方に尊敬の心をもち、皆さんがいいプレーをできるように務めたいです。多くの方がゴルフに興味を持ち、ゴルフを始めて人生が変わってくれたらいいですね」。
『ACNチャンピオンシップゴルフトーナメント2025』HP https://www.ktv.jp/golf/
『ACNゴルフェス2025 in 三木』イベントHP https://www.ktv.jp/golffes/
