安倍晴明の世界を日本エンターテインメントとして舞台化する「JAPAN THEATER『SEIMEI』Supported by 飯田グループホールディングス」の製作発表会見が、9月2日（月）都内にて行われました。
「少し荒ぶるものも出てくるような、今までにない晴明ができたら」
会見には市川團十郎さん、嶋﨑斗亜（Lil かんさい）さんと、脚本の今井豊茂さん、演出の広井王子さん、神楽振付のケント・モリさん、歌舞伎音楽の田中傳次郎さんが登壇。
市川團十郎さんは「安倍晴明が辿った軌跡はさまざまなドラマや本で学ぶことができます。歌舞伎はそういうものを全部踏まえた上で凌駕して超越していくところに面白さがあります。一役者として、ここにいる方々と共に晴明を新しく立ち上げるイメージでやっていきたい。市川團十郎家ではありますので、少し荒ぶるものも出てくるような、今までにない晴明ができたら」と作品をアピール。
嶋﨑さんは「伝統芸能に携わらせていただくのはこれが2回目になります。前回は今井さんや傳次郎さんが一から歌舞伎を教えてくださいました。今回、團十郎さんと同じステージに立つことはすごいプレッシャーですが、負けないように、僕の魅力も伝えられるように、せいいっぱい稽古を重ねていけたらと思っています。」と意気込みを語りました。
来年2月に大阪・オリックス劇場、3月に東京・THEATER MILANO-Zaで上演予定。
（次ページには、市川團十郎さんと嶋﨑斗亜（Lil かんさい）さんの息のあった2ショットを掲載中です）
<あらすじ>
時は平安。天下が乱れるとのお告げを受けた安倍晴明は、平安京の四方を守護する朱雀・青龍・白虎・玄武の四神を召喚し、都の結界を守るよう命じる。しかし、朱雀は晴明を裏切り、魑魅魍魎とともに都に侵入した第六天魔王に追従。晴明を討つことを誓う…。
果たして、朱雀が晴明をはじめ人間を一掃すべきと考えた理由とは。そして、窮地に追い込まれた晴明は、この世の安寧を取り戻すことができるのか。
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