人気ファンタジー小説を舞台化したミュージカル『十二国記 -月の影 影の海-』が12月9日(火)、東京・日生劇場にて初日を迎えた。12月8日(月)にはゲネプロと会見が行われた。(取材・文/臼井祥子)
会見には異世界に連れ去られた女子高生・ヨウコを演じる柚香光、連れ去られる前のヨウコを演じる加藤梨里香と演出の山田和也が登壇した。
柚香は「ひたすらにヨウコが次から次へをやってくる試練に立ち向かっていきます。お客様も一緒に体験し共感して、彼女の成長を見守っていただき、心を寄せていただけるように演じていきたいです」とヨウコ役について語り、加藤は「最初に戦うのが私なので、舞台上全部を使って戦いながらとんでもない歌を歌うという、そこを頑張ってきたので見ていただきたいなと思っています」とアピール。
山田は「原作の小説が主人公のヨウコさんの一人称で書かれているので、舞台もヨウコさんの視点で、お客さんも一緒になって異世界に行って、見たことのない人、見たことのない町を進んでいく、そういう冒険みのある舞台になるといいなと思って作りました」とコメント。
最後に「原作のファンの皆さまにも、ミュージカルファンの皆さまにも、楽しんでいただけるように一丸となって作っています。この十二国記という素晴らしい作品に携わらせていただけることが本当に光栄です。どうぞ皆さま応援のほどよろしくお願いします!」と力強く挨拶した。
本作は12月29日まで東京公演を開催、以降、福岡、大阪、愛知にて上演される。
★次ページには撮り下ろしステージフォトを掲載
★エンタプレスでは、柚香光さんのインタビューを掲載中。併せてお楽しみください。
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